アベリーノ症を発見するための検査!
アベリーノ検査とは!?
アベリーノ検査とは、「アベリノ角膜ジストロフィ」(アベリーノ症)の有無を検査します。
基本的には、レーシックの手術を受ける前に行われ、殆どの医院では、顕微鏡などの検査器を使って、目を診察して、アベリーノ症が発症しているかどうかを診ます。
アベリーノ検査の方法は、顕微鏡などの検査器を使用するだけの医院や遺伝子(DNA)検査を実施している医院など、様々です。
アベリノ角膜ジストロフィとは!?
発症すると、角膜に顆粒状の混濁(白く小さな濁り)が出てきます。その混濁が進行してくると、視力が低下してくる病気です。一般的に進行が遅く、遺伝性の角膜変性症のひとつです。
「遺伝性」が原因であり、最近やっとその原因となる遺伝子が解明されました。東洋人の約1000人に1人が、アベリーノ症と言われています。
アベリーノ検査の方法
アベリーノ検査は、アベリーノ症を発見する為の方法として、顕微鏡検査と遺伝子(DNA)検査の2種類があります。一般的な眼科医院では、顕微鏡による検査が主流となっています。しかし、一部の医院では、遺伝子(DNA)検査を実施しています。
顕微鏡検査
既にアベリーノ症が発症しているかどうかの検査
アベリーノ検査は、一般的には、眼科専門医が顕微鏡(検査機)による検査で、既にアベリーノ症が発症しているかどうかを診ます。
もし、発症していれば、小さなにごりが顕微鏡で確認することができます。しかし、発症前である場合、眼科専門医でも発見できない場合があります。
遺伝子(DNA)検査
遺伝子レベルで将来アベリーノ症を発症するかどうかの検査
アベリーノ検査の中でも、特別な方法として遺伝子による検査があります。アベリーノ症は遺伝性の為、その人がアベリーノ症になる可能性があるかどうかは、遺伝子検査をすれば、100%の確率で発見することができます。
アベリーノ遺伝子検査は、痛みなどは全くありません。棉棒で口腔内の粘膜を採取するだけです。口腔内の両頬の内側を『ゴシゴシ』擦ります。
引き続き、検査キットを利用して解析し、アベリーノ症の原因遺伝子の有無を判定します。判定には、約4時間程かかる為、朝に来院された方は、当日の夕方頃までには判明します。
アベリーノ症を発症していた場合
アベリーノ症を発症している方は、基本的には、レーシックは受けられません。もし、発症している方がレーシックを受けた場合、フラップの下に白い濁りが増え、手術後に視力が低下する可能性があると言われています。その為、レーシックは不適応と判断されるのです。
当サイトでもご紹介しているPRK(ピーアールケイ)という治療法では、濁り部分を除去と同時に近視・乱視を矯正して、視力回復が可能とされています。
また、アベリーノ症の治療として、一般的には、PTK(エキシマレーザーというレーザーを使って混濁を除去する角膜切除)や角膜移植が有効とされています。
但し、PRKやPTKは、一時的には、有効とされ、数年後に再発する可能性があると説明する医院もある為、万全な治療法とは言えない。再発すれば、削ればと思われますが、角膜の厚みにも限度があります。何度も削れる訳ではないのです。
その他、レーシックを知る
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レーシックとはレーシックは、入院の必要もなく、手術時間も両眼で20分程度と短く、手術直後、視力が回復し始めます。レーシックは、2000年1月に厚生労働省より安全性が認められました。年々、技術の進歩に伴い、新しい屈折矯正術が誕生しています。
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レーシックのメリットレーシックは、視力回復の効果が高く、多くのメリットを享受する事ができます。特にコンタクトやメガネといった煩わしさから解放される、近視・乱視・遠視といった視力の問題を解決してくれる、なんと言っても手術直後、視力が回復し始めます。
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レーシックのデメリット近視の戻り、過矯正、角膜感染症、エクタジアなどと言ったリスクが考えられます。結果、症状によっては、追加矯正(再手術)や角膜移植、再治療が行われます。レーシックでは、この様なトラブルが発生する事も十分に理解して置かなければなりません。
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レーシックの安全性レーシックは、角膜の表面を薄く削る手術であり、眼球の内部には影響を与えない安全性の高い視力回復術になります。2001年に厚生労働省が安全性を認めました。それにより、レーシックの人気が高まり、一時、年間約40万人の方がレーシックを受けられています。
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レーシックの種類レーシックには、幾つか種類があります。それは、患者の目の状態(近視、乱視、遠視の度数、角膜の厚みなど)によって、分けられています。レーシックを検討している方は、先ず自身が、どの種類の治療法に適応しているのかチェックして知って置くと安心です。
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レーシックをお勧めしたい方レーシックは、煩わしいメガネ、コンタクトレンズ、老眼鏡などから解放され、裸眼で快適な生活を送りたい方にお勧めです。また、ドライアイによって、コンタクトが使用できない方、コンタクトやメガネの着用が職業上で邪魔になる方など、朗報です。
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レーシックが受けられない方レーシックは、全ての方は受けられません。適応検査で不適応と診断された方、18歳未満の方、妊娠中・授乳中の方、眼に強い衝撃を受けるスポーツをされる方、内科的に疾患をお持ちの方、眼の病気(緑内障など)をお持ちの方など、レーシックは、受けられません。
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レーシックと合併症の関係レーシック手術後に発症する合併症の副作用として、主にハロー・グレア現象、結膜内出血などがあります。合併症は、一過性のものがほとんどです。また、稀にドライアイを発症した場合、後遺症にならない為にも早期の対処が必要になります。
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レーシックと感染症の関係レーシックで発症する感染症には、角膜感染症があります。細菌やウィルスなどが角膜の傷口より侵入し炎症を起こします。状態によっては、角膜移植、最悪の場合、失明の可能性も考えられます。もし徹底した衛生管理の下でレーシック手術が行われていれば、その様な事態に陥る事はありません。
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ドライアイの原因、症状、治療、予防についてレーシック手術後にドライアイの症状が出た場合、原因を追求して、早期の治療が必要になります。今後、ドライアイを繰返さない為にも、日頃からドライアイの予防を心掛けて置く事が重要です。目を乾燥させない様、適宜、まばたきをする、エアコンの使用などに注意!
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レーシック失敗(後遺症が残る?)レーシックの失敗とは、手術後、治療を施しても予定の視力が回復しなかった。また、後遺症として残ってしまった場合、そのレーシック手術は失敗です。また、ドライアイ、近視の戻り、目標の視力に達しない、過矯正など、失敗のリスクにご注意下さい。
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レーシック難民の現実レーシック難民とは、レーシック手術後、治療の甲斐もなく、後遺症が残り最悪の状態に陥ってしまった方を言います。日常生活にも支障を来たし、会社を辞める事態にも追い込まれています。現状、多くの被害者は、医院を訴えるなど訴訟問題に発展しています。