レーシックは安全性の高い視力回復術!
国が安全性を認めたレーシックとは!
レーシックは、日本では、2000年1月にエキシマレーザーが国の公的機関である厚生省(現・厚生労働省)に承認され安全性が認められたことで、メガネやコンタクトレンズに代わる第3の視力矯正方法として、注目を浴びています。
そして、2010年には、フラップ作成用のフェムトセカンドレーザーとして使用される医療機器についても、次々と承認が得られました。
この様にして、レーシックは、極めて安全性の高い治療と言う事になります。また、レーシック手術の殆どが、コンピュータ制御されています。その為、精度の高い治療を可能としています。しかし、一部、人の手を介入した手術であるからには、リスクはゼロではありません。
レーシックは、角膜の表面を薄く削る手術であり、眼球の内部には影響を与えないので失明の心配はありません。
また、2008年、日本では、年間約40万人の方が、アメリカでは、毎年100万件以上、レーシックが行われています。
現在、レーシックの安全性は、エキシマレーザーやフェムトセカンドレーザーなど医療機器の技術進化が大きく関わってきます。 矯正精度の向上やレーザー照射時間の短縮化、合併症等の軽減など数多くの改善が繰り返され、確実にその安全性が築かれています。
【左側】:
フェムトセカンドレーザーとして注目の「iFSフェムトセカンドレーザー装置」
【右側】:
エキシマレーザーとして注目の「ビジックス・スターS4IR装置」
※共に厚生労働省承認の装置
1995年に、FDA(アメリカ食品医薬品局、日本の厚生労働省に相当)がエキシマレーザーによる視力回復手術を承認したことで急速に広がりました。
毎年、世界中で手術が行われており、レーシックが行われてから20年以上になりますが、レーシックが原因で失明したという報告は、現在まで1例もありません。
現在、レーシックは長期に渡って、効果的に且つ安全に矯正できると報告されています。アメリカの6施設に於いて実施された、189名(351眼)に対するレーシックの評価試験では、長期的な効果と安全性が認められ、更に視力喪失や著しい視力低下に至る症例がないと報告されています。
その他、レーシックを知る
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レーシックとはレーシックは、入院の必要もなく、手術時間も両眼で20分程度と短く、手術直後、視力が回復し始めます。レーシックは、2000年1月に厚生労働省より安全性が認められました。年々、技術の進歩に伴い、新しい屈折矯正術が誕生しています。
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レーシックのメリットレーシックは、視力回復の効果が高く、多くのメリットを享受する事ができます。特にコンタクトやメガネといった煩わしさから解放される、近視・乱視・遠視といった視力の問題を解決してくれる、なんと言っても手術直後、視力が回復し始めます。
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レーシックのデメリット近視の戻り、過矯正、角膜感染症、エクタジアなどと言ったリスクが考えられます。結果、症状によっては、追加矯正(再手術)や角膜移植、再治療が行われます。レーシックでは、この様なトラブルが発生する事も十分に理解して置かなければなりません。
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レーシックの種類レーシックには、幾つか種類があります。それは、患者の目の状態(近視、乱視、遠視の度数、角膜の厚みなど)によって、分けられています。レーシックを検討している方は、先ず自身が、どの種類の治療法に適応しているのかチェックして知って置くと安心です。
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レーシックをお勧めしたい方レーシックは、煩わしいメガネ、コンタクトレンズ、老眼鏡などから解放され、裸眼で快適な生活を送りたい方にお勧めです。また、ドライアイによって、コンタクトが使用できない方、コンタクトやメガネの着用が職業上で邪魔になる方など、朗報です。
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レーシックが受けられない方レーシックは、全ての方は受けられません。適応検査で不適応と診断された方、18歳未満の方、妊娠中・授乳中の方、眼に強い衝撃を受けるスポーツをされる方、内科的に疾患をお持ちの方、眼の病気(緑内障など)をお持ちの方など、レーシックは、受けられません。
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アベリーノ症を発症している方アベリーノ検査の結果、アベリーノ症を発症している方は、基本的には、レーシックは受けられません。治療には、PRKやPTKが有効とされています。一部の医院では、アベリーノ検査には、更に検査キットを利用して解析し、アベリーノ症の原因遺伝子の有無を判定します。
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レーシックと合併症の関係レーシック手術後に発症する合併症の副作用として、主にハロー・グレア現象、結膜内出血などがあります。合併症は、一過性のものがほとんどです。また、稀にドライアイを発症した場合、後遺症にならない為にも早期の対処が必要になります。
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レーシックと感染症の関係レーシックで発症する感染症には、角膜感染症があります。細菌やウィルスなどが角膜の傷口より侵入し炎症を起こします。状態によっては、角膜移植、最悪の場合、失明の可能性も考えられます。もし徹底した衛生管理の下でレーシック手術が行われていれば、その様な事態に陥る事はありません。
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ドライアイの原因、症状、治療、予防についてレーシック手術後にドライアイの症状が出た場合、原因を追求して、早期の治療が必要になります。今後、ドライアイを繰返さない為にも、日頃からドライアイの予防を心掛けて置く事が重要です。目を乾燥させない様、適宜、まばたきをする、エアコンの使用などに注意!
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レーシック失敗(後遺症が残る?)レーシックの失敗とは、手術後、治療を施しても予定の視力が回復しなかった。また、後遺症として残ってしまった場合、そのレーシック手術は失敗です。また、ドライアイ、近視の戻り、目標の視力に達しない、過矯正など、失敗のリスクにご注意下さい。
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レーシック難民の現実レーシック難民とは、レーシック手術後、治療の甲斐もなく、後遺症が残り最悪の状態に陥ってしまった方を言います。日常生活にも支障を来たし、会社を辞める事態にも追い込まれています。現状、多くの被害者は、医院を訴えるなど訴訟問題に発展しています。