約1割の方がレーシックを受けられない!
どの様な方がレーシックを受けられないのか!?
レーシックには、いろいろと制限事項があります。その為、残念ながら、すべての方が受けられる訳ではありません。レーシック手術前に行う適応検査の結果など最終的には、ドクターの判断になります。
レーシック不適応の方とは!
下記に該当する方は、レーシックが不適応と診断され、受けられない場合があります。レーシックが不適応と考えられる内容について、ご紹介します。
- 適応検査で不適応と診断された方
- ■レーシックを受ける前には、必ず適応検査を受けなければなりません。その検査で、角膜の形状が異常な方、角膜の厚みが足りない方、超近視・乱視の方などは、残念ながら受けられません。
- 18歳未満の方
- ■眼が成長過程の可能性がある為、また、近視・乱視などの度合いがより進む可能性がある為、18歳未満の方は、受けられません。しかし、18歳以上になる迄お待ち下さい。(年齢制限は、医院により異なります)
- 花粉症の方は、時期によっては受けられません
- ■花粉症の方は受けられますが、レーシック手術後は、眼を擦るとフラップがズレてシワになり視力の低下する恐れがあります。症状が落ち着いている時期に手術を行えば可能です。
- 内科的に疾患がある方
- ■糖尿病、肝炎、膠原病などの疾患をお持ちの方はレーシックが受けられません。しかし、症状によっては、手術可能なケースもあります。医師にご相談ください。
- 眼の疾患がある方
- ■白内障、緑内障、円錐角膜、網膜剥離、結膜炎などの疾患をお持ちの方は、レーシックが受けられません。しかし、症状によっては、手術可能なケースもあります。医師にご相談ください。
- 妊娠中・授乳中の方
- ■妊娠中は、ホルモンのバランスが不安定の為、授乳中の方は、使用する眼薬が母乳に与える影響が不明な為、受けられません。しかし、時間の経過により適応となりますので、少し時間を置けば問題ありません。
- 眼に強い衝撃を受けるスポーツをされる方
- ■ボクシング、プロレス等の格闘技を主とされる方は、レーシックが受けられません。眼に対する強い打撃や衝撃でフラップがズレて視力の低下に繋がります。その様な方に適した視力回復の方法が提案されます。
これが、全てではありませんが、自身がレーシックが適応かどうかについて、ご心配の方は、当サイトで、ご紹介する医院にご相談下さい。
レーシックが不適応と診断された方の視力回復!
適応検査の結果、レーシックが不適応であっても、他に最適な視力回復の方法があれば提案されます。例えば、最強度の近視や角膜の厚みが不足していると言う理由でレーシックを断られても視力回復の方法は、別途用意されています。
最近では、最新の機器と熟練の技術を有するドクターも増えて来ています。通常のレーシックが不適応の方には、角膜を削らないエピレーシック、ラセック、眼内レンズを角膜と虹彩の間に挿入するフェイキックIOL、虹彩と水晶体の間に挿入するICL(アイシーエル)などの視力回復の方法を用意しています。
但し、最強度の近視の方や角膜が非常に薄い方などの手術は、大変困難です。熟練の技術がなければ、手術が行えません。より高い技術を必要となります。
視力回復は、レーシックだけではありません。近年、技術の進歩に伴い、研究・開発され、レーシック以外の治療法が提供されています。
レーシックに適応しない方、大丈夫です!、例え、レーシックがダメでも、別途、最適の視力回復の方法が用意されている医院が増えて来ています。
視力でお困りの方、過去にレーシック不適応と診断され、視力回復を諦めていた方、再度、医院に相談して下さい。きっと治療法が見つかるはずです。
その他、レーシックを知る
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レーシックとはレーシックは、入院の必要もなく、手術時間も両眼で20分程度と短く、手術直後、視力が回復し始めます。レーシックは、2000年1月に厚生労働省より安全性が認められました。年々、技術の進歩に伴い、新しい屈折矯正術が誕生しています。
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レーシックのメリットレーシックは、視力回復の効果が高く、多くのメリットを享受する事ができます。特にコンタクトやメガネといった煩わしさから解放される、近視・乱視・遠視といった視力の問題を解決してくれる、なんと言っても手術直後、視力が回復し始めます。
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レーシックのデメリット近視の戻り、過矯正、角膜感染症、エクタジアなどと言ったリスクが考えられます。結果、症状によっては、追加矯正(再手術)や角膜移植、再治療が行われます。レーシックでは、この様なトラブルが発生する事も十分に理解して置かなければなりません。
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レーシックの安全性レーシックは、角膜の表面を薄く削る手術であり、眼球の内部には影響を与えない安全性の高い視力回復術になります。2001年に厚生労働省が安全性を認めました。それにより、レーシックの人気が高まり、一時、年間約40万人の方がレーシックを受けられています。
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レーシックの種類レーシックには、幾つか種類があります。それは、患者の目の状態(近視、乱視、遠視の度数、角膜の厚みなど)によって、分けられています。レーシックを検討している方は、先ず自身が、どの種類の治療法に適応しているのかチェックして知って置くと安心です。
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レーシックをお勧めしたい方レーシックは、煩わしいメガネ、コンタクトレンズ、老眼鏡などから解放され、裸眼で快適な生活を送りたい方にお勧めです。また、ドライアイによって、コンタクトが使用できない方、コンタクトやメガネの着用が職業上で邪魔になる方など、朗報です。
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アベリーノ症を発症している方アベリーノ検査の結果、アベリーノ症を発症している方は、基本的には、レーシックは受けられません。治療には、PRKやPTKが有効とされています。一部の医院では、アベリーノ検査には、更に検査キットを利用して解析し、アベリーノ症の原因遺伝子の有無を判定します。
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レーシックと合併症の関係レーシック手術後に発症する合併症の副作用として、主にハロー・グレア現象、結膜内出血などがあります。合併症は、一過性のものがほとんどです。また、稀にドライアイを発症した場合、後遺症にならない為にも早期の対処が必要になります。
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レーシックと感染症の関係レーシックで発症する感染症には、角膜感染症があります。細菌やウィルスなどが角膜の傷口より侵入し炎症を起こします。状態によっては、角膜移植、最悪の場合、失明の可能性も考えられます。もし徹底した衛生管理の下でレーシック手術が行われていれば、その様な事態に陥る事はありません。
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ドライアイの原因、症状、治療、予防についてレーシック手術後にドライアイの症状が出た場合、原因を追求して、早期の治療が必要になります。今後、ドライアイを繰返さない為にも、日頃からドライアイの予防を心掛けて置く事が重要です。目を乾燥させない様、適宜、まばたきをする、エアコンの使用などに注意!
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レーシック失敗(後遺症が残る?)レーシックの失敗とは、手術後、治療を施しても予定の視力が回復しなかった。また、後遺症として残ってしまった場合、そのレーシック手術は失敗です。また、ドライアイ、近視の戻り、目標の視力に達しない、過矯正など、失敗のリスクにご注意下さい。
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レーシック難民の現実レーシック難民とは、レーシック手術後、治療の甲斐もなく、後遺症が残り最悪の状態に陥ってしまった方を言います。日常生活にも支障を来たし、会社を辞める事態にも追い込まれています。現状、多くの被害者は、医院を訴えるなど訴訟問題に発展しています。