レーシックの保障は万全!?
レーシックの保障制度
レーシック手術では、殆どの方が一度の手術で視力を回復されます。しかし、ごく稀に、思った程の回復ができなかったり、手術後すぐに視力が低下したり、過矯正(より視力が見え過ぎて、気分が悪い)、近視の戻り等のトラブルが発生してしまうことがあります。
この様な事態が発生した場合、視力を正常な状態に戻すために、再手術(治療)が必要になります。そこで、「再手術を無償」で行って頂けるのかどうか、が重要となります。
レーシック手術後の保障で失敗しない為にも、手術後の保障制度は、医院選びの重要なポイントの1つです。しっかりとチェックしましょう。
レーシック再手術の保障期間をCheck!
レーシックの種類や医院によっては、保障が「無し」、再手術(治療)が無償の期間が「1年、3年、5年、10年、15年」、「無期限、生涯保証」など様々です。また、5万円追加すれば保障をオプションという医院もあります。
あらゆる選択肢が増えてきている中、先ずは自身が受けてみたいと興味のあるレーシックの治療法について、保障が有るのか!?、有れば、期間は何年付いているのか!?を事前に確認して置く必要があります。
現状、価格がリーズナブルなレーシック(例えば、スタンダードレーシックなど)についは、1年~3年、価格が高めのレーシック(例えば、アイレーシック、Zレーシックなど)には、5年~10年の保障が設定されています。
レーシックに長期の保障は必要か!?
前述の視力の低下、近視の戻りは、レーシック手術後、約1年以内が大半であるというある医院の調査データが報告されています。そう考えた場合、保障期間を長期にする必要はないのでは!?、とも考えられます。
では、どの程度の期間であればよいの!?、と思われるでしょう。近視の戻りで考えた場合、最低でも1年~3年保障が付いていれば、何ら問題はないのかもしれません。あくまでも調査データだけで考えた場合です。
どうしても安心感を手に入れたい方は、最初から無期限や10年~15年の保障が付いているレーシックの治療法を選択するのか!?、付いていなければ、オプション料金を支払ってでも、長期保障を付けるのも良いと考えます。
レーシックの保障についての注意点
手術を行ったレーシックの治療法に対して、保障が付いていても、眼の状態、角膜に必要な厚みが残っていなければ、再手術は受けられません。また、最初に行ったレーシックと同様の種類のみ再手術が受けられる等、保障に条件があります。
たとえ、保障期限内であっても、再手術は1回のみ無償で、2回目以降は、有料と言う医院が殆どです。また、再手術は何回も受けられません。ご注意下さい。
また、全てのレーシックに対して、保障がない医院もあります。そして、レーシックの種類によっては、保障が付かない治療法もあることを念頭に入れて置いて下さい。特に初期のマイクロケラトーム(左図)によるレーシックなどが挙げられます。要注意です。
基本的には、レーシック手術が原因でトラブルが発生した場合に再手術が行われます。しかし、老化や事故・怪我による視力低下の方、糖尿病や膠原病など全身に重篤な病気をお持ちの方、緑内障を発症した方については、対象外となります。
この様に、保障の内容を事前に確認して置かないといけません。保障が付いているから安心と思っていると、結構、落とし穴があります。
レーシック手術で失敗や難民にならない為にも、どの程度の方が再手術を行っているのか!?、また、どのような場合に、その特典が受けられるのかについて、明確にしている医院を選ぶことが重要なポイントの1つです。