レーシックの安全基準

感染症を発症させない取組みが必要!

2008年に発覚した銀座眼科の集団感染事件(67人感染症)に関して、元院長が逮捕されました。
眼に異常を発症した人は、角膜炎や角膜が白く濁る後遺症を発症し、角膜の移植が必要等の治療を負わせてしまったのです。
この事件は、特に、レーシック手術中の衛生管理に問題がありました。本来であれば、使い捨てする器具、滅菌消毒しなければならない器具を何もせずに、そのまま別の患者に使ったということです。
この事件から、一体どのような医院を選べば良いのでしょうか!?。先ず、感染症を発症させるリスクを抑えるためには、少なくとも、次の点について、チェックする必要があります。
手術室内の空調管理は、非常に重要です。空中にあるチリや細菌などを取り除き、手術室内を無菌状態に近くすることで、発生が抑えられます。
また、手術器具がしっかりと滅菌・消毒されていることが大切です。常に新しいものを使用して感染を防いだりします。
そして、医院が過去にレーシック手術で感染症を発症させていないかどうかについて、ネット上の口コミなどを利用し確認するのも良いでしょう。但し、ネットでは、うわさや虚偽の情報が氾濫していますので、内容に信憑性があるのかどうかを見極める必要があります。
以上の事から、手術室は、クリーンルームの導入や入室管理、手術中は、器具の滅菌・消毒、手術後のケア等、徹底した衛生管理と万全のアフターケアに取り組んでいる医院を選ぶことが、レーシックで失敗しないコツです。
大手レーシッククリニックの衛生管理をご紹介

下記、ご紹介する大手レーシッククリニックでは、手術中の衛生管理について、若干の違いはあるものの、万全の体制でレーシック手術が行われています。
「感染症発症“ゼロ”」を謳う医院もあります。
また、以下、徹底した衛生管理からも分かるように、安心してご紹介できる医院になります。
品川近視クリニックの衛生管理

品川近視クリニックでは、以下の様に、レーシック手術に於ける衛生管理が行われています。
空気清浄度が管理された「ISO14644-1基準」を満たしたクリーンルームで全ての施術を行っています。
使用する器具は、オゾン水や沸騰によって滅菌するオートクレーブを使用し、全ての器具を使用ごとに滅菌し、衛生管理を徹底しています。また、手術の際に患者様に直接触れる器具は、使い捨ての物を使用しています。
神戸神奈川アイクリニックの衛生管理

神戸神奈川アイクリニックでは、以下の様に、レーシック手術に於ける衛生管理が行われています。
院内感染を防止するために、「CDCガイドライン」という国際基準に準拠した取り組みを行っています。
- オペ室内の環境管理(清掃の徹底)
- 使用機器の滅菌
- スタッフ、出入り業者への手指消毒の徹底
- ペーパータオルの導入
- 採血時グローブの着用
- 安全装置付き採血針の導入
- アルコール綿の単包化の導入
- 院内の高頻度皮膚接触表面(検査機器、ドアノブ等)のアルコール消毒
また、お客様それぞれの生活に戻っていただけるよう、院内だけではなく、院外での生活指導・投薬(点眼)指導を重要視し、手術直後のお客様への感染対策指導にも力を入れています。
新宿近視クリニックの衛生管理

新宿近視クリニックでは、以下の様に、レーシック手術に於ける衛生管理が行われています。
手術室の空調には、クリーンルーム仕様の高性能HEAPフィルタを採用している。
HEAPフィルタとは、空気中の塵埃を取り除き、清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種で、空気清浄機やクリーンルームのメインフィルタとして用いられます。
また、業界初!オゾンエアクリアeZ-10を導入し、手術室を常に清潔に保つために、手術が終了した後から翌朝までの間、オゾン燻蒸(くんじょう)装置を使用し、室内にオゾンガスを放出し、手の届かない床や壁や天井までを隅ずみまで殺菌します。
そして、感染の一番のリスクであるケラトームを使わずイントラレースFS60レーザーを使用し、手術前から抗生剤の点眼薬で防止します。