レーシックとコンタクトレンズの費用比較
レーシックとコンタクトレンズの現状
視力が低下すると、これまでは、誰もがメガネやコンタクトレンズといった視力矯正に頼るしかありませんでした。しかし、近年、レーシックによる手術が、急速に人気が高まり、「視力回復」の近道として取り上げられています。
また、ここ数年で、レーシックの種類や治療方法も増え、患者に最適とされる治療が提供される様になってから、価格競争もあり、かなり費用も下がって来ています。
レーシックは、国民健康保険の適応外であり、当然、全額自己負担です。その為、まだまだ高いのは否めません。しかし、レーシックは、第3の視力矯正として、大変、魅力的だということは人気からも分かるように事実です。
しかし、レーシックは、手術後に「近視の戻り」・「過矯正」等、リスクがあります。また、一度、手術を行うと元に戻す事が不可能であり、一時的に費用が発生する等、デメリットはあります。
また、コンタクトレンズは、使い続けると眼に異常を来す危険性が高いとされ、取扱いには注意が必要ですが、費用も安く、直ちに中止して、メガネに変える事も可能です。大変、融通が利くのがコンタクトレンズになります。
レーシックとコンタクトレンズのメリット・デメリット
レーシックとコンタクトレンズの双方に対して、多くのメリットとデメリットがあります。どちらの方が、自身に於いて、今のライフスタイルに合っているのか!?、これから生活をして行く上で、どちらが最もベストなのかが判ると思われます。
決して、メリットのみを優先して決めないで下さい。十分にデメリットと言うリスクも納得の上で選択することが重要です。
レーシックの場合
レーシックのメリット!
- 手術時間は、20分程度と短い。
- 手術中、手術後の痛みは殆どない。
- 入院する必要がない。
- 手術後、しばらくして、視力が回復し始める。
- コンタクトと比べ、眼の病気の心配が軽減する。
- コンタクトと比べ、長期的に考えてコストが安い。
- 近視・乱視・遠視といった問題を解決してくれる。
- コンタクトといった煩わしさから解放される etc
レーシックのデメリット!
- 手術後、3~6ヶ月程で、希に「近視の戻り」近視状態に戻る場合がある。
- 手術後、ハロー(暗い場所での光のにじみ)・グレア(眩しさ)を発症する場合がある。
- 手術直後は、異物感やしみる感じ、眼が開けづらい、涙が止まらない等の症状を発症する場合がある。
- レーシック手術が原因で、一時的にドライアイを発症することがある。
- 手術時に眼を固定する器具により、眼球を強く圧迫して固定した際、結膜に内出血を起こす場合がある。
- 角膜を削り過ぎた時、過矯正という後遺症を発症する場合がある。
- レーシックは、健康保険適応外であるため、一時的に数十万の費用が必要になる。
- 手術室の衛生状態が悪かったり、器具の使い回しをしている医院で手術を受けると感染症にかかる恐れがある etc
コンタクトレンズの場合
コンタクトレンズのメリット!
- 使い捨てのコンタクトレンズの場合、手入れが不要です。常に、新しいレンズが使用できる。
- 度数の強い近視の方でも視野が広く、物が歪んで見えたり、小さく見えたりする事が殆どありません。
- 両眼の視力の度数に大きな差(不同視)がある方でも、矯正する事ができます。
- メガネと異なり、雨や湯気などでレンズが曇ることはありません etc
コンタクトレンズのデメリット!
- 長期的に使い続けた場合、コスト(お金)が掛かります。また、手入れが大変面倒です。
- 旅行、入浴時、スポーツなどの日常生活の面で不便を感じる方が多い。
- コンタクトレンズを適切に使用しなかった場合に、眼に障害が発生する危険性がある。
- アレルギー症状(花粉症など)など眼に疾患がある方は、コンタクトレンズを使用できない場合がある etc
レーシックとコンタクトレンズのどちらが経済的!?
そこで、実際に、レーシック(イントラレーシック)の費用とコンタクトレンズ(3種類:1日使い捨て、1週間使い捨て、2週間使い捨て)を使い続けた場合(1ヶ月から20年間)の費用を比較してみました。自身にとって、どちらの方が最適でしょうか!?
種類 | 1day 1日使い捨て |
1week 1週間使い捨て |
2week 2週間使い捨て |
レーシック |
---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 5,000円 | 3,600円 | 2,000円 | 25万円 |
1年 | 60,000円 | 43,200円 | 24,000円 | |
5年 | 300,000円 | 216,000円 | 120,000円 | |
10年 | 600,000円 | 432,000円 | 240,000円 | |
20年 | 120万円 | 86.4万円 | 48万円 | |
差額 | -95万円 | -61.4万円 | -23万円 | 断然おトク! |
(2016.7.01 時点)
レーシックとコンタクトレンズ
検証!
検証!
上記の比較表から、コンタクトレンズを20年間使い続けた場合、1日使い捨てなら〔1,200,000円〕、1週間使い捨てなら〔864,000円〕、2週間使い捨てなら〔480,000円〕の費用が必要になります。
一方、レーシックを受けた場合、殆どの方が1回の手術で視力を回復されます。よって、250,000円の費用で済みます。従って、この3種類のコンタクトレンズとレーシックを受けた場合の費用を比較して見ると、下記の結果になります。
レーシックとコンタクトの費用を検証
- 1日使い捨てのコンタクトレンズを使用した場合、
レーシックの方が:950,000円もおトク! - 1週間使い捨てのコンタクトレンズを使用した場合、
レーシックの方が:614,000円もおトク! - 2週間使い捨てのコンタクトレンズを使用した場合、
レーシックの方が:230,000円もおトク!
実際には、医院での割引きと保険会社の手術給付金や医療費控除等を加味すると、更にレーシックの方がおトクである事はお解り頂けると思います。
あくまでも概算ですが、この様に、レーシックを受けると経済的だけでなく、手入れの煩わしさ、眼の障害になるリスクから解放されます。また、災害時には、コンタクトレンズを慌てて探す必要もありません。
レーシックは、経済的にも精神的にもたくさんメリットがあります。ストレスなく快適な生活を送るためにも、早めの治療をお勧めします。
レーシックとメガネ
検証!
検証!
私の場合で、一度、費用の比較を行って見ました。メガネの度が合わなくなってくる時期、3年の周期で購入していました。
もし、20年間、メガネを使い続けた場合、7回メガネを買い替えると仮定し、1回に約1万5,000円のメガネと予備を1個追加で購入した場合、1万5,000円(1回)×2(予備1個を含め)×7(回数)=21万円の費用が必要になります。
私が実際に受けたレーシック(旧名称:レーシックカメラ)手術費用が、37万円です。しかし、割引と保険会社の給付金を差引いた場合、37万円(手術費用)-5万円(割引)-10万円(給付金)=22万円になります。
レーシックとメガネの費用を検証
- レーシックの手術費用とメガネを20年間、使い続けた場合を比較した場合、22万円(手術費用)-21万円(メガネ購入費用)=差額:1万円損する事になりました。
検証結果、私の場合、使い捨てコンタクトレンズの様に費用を抑える事はできませんでした。しかし、手入れの煩わしさ、スポーツをする時には邪魔になりません。また、災害時には、メガネを慌てて探す必要もありません。
レーシックは、精神的にもたくさんメリットがあります。メガネを掛けて居られる方に快適な生活を送るためにも、早めの治療をお勧めします。
その他、レーシックの費用について
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レーシック手術費用の実態レーシック手術費用の内容とレーシック業界の相場についてご紹介しています。手術費用は、高機能な医療機器(数億円とも言われるレーザー装置)を使用する為、まだまだ高額です。また、価格競争の結果、医院の規模によっては、価格の格差が発生しています。
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レーシックの費用と医院規模の関係レーシックの費用は、医院の規模で違います。大きく分けて、大手レーシッククリニック、一般の眼科医院、大学病院の3つに分かれます。その中でも、大手レーシッククリニックが断然、お得です。特に、品川近視クリニックは、費用が格安と言う評判です。
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レーシックの料金設定を検証レーシックの料金設定は、レーシックの種類によって様々です。アイレーシックやアマリスなどの様に見え方の質が上がれば、料金設定は高くなります。しかし、初期の近視レーシックは、リーズナブルな価格で提供され、10万円を切るなど価格破壊が発生しています。
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レーシックの追加費用の実態レーシックの追加費用の内容について、ご紹介しています。追加費用は、医院によって様々です。そして、手術費用は、まだまだ高額になります。予め何が追加費用なのかチェックして置く必要があります。費用の面で失敗しない為にも大変重要です。
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レーシック適応検査が無料レーシック手術前の適応検査の費用を有料とする医院が殆どです。しかし、当サイトでご紹介している大手レーシッククリニックでは、無料で実施しています。レーシックは、高額の手術費用が必要になります。費用を少しでも抑えたい方、朗報です。
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レーシックで保険は利用できるのか!?レーシックは、国民健康保険の対象外になります。しかし、民間で行っている生命保険会社では、対象の商品が多くありました。最近では、レーシックの人気により受けられる方が急増した結果、殆どがレーシック対象外の商品になっています。(私事ですが、10万円貰えました)
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レーシックの医療費控除レーシックで発生した費用は、医療費控除の対象になります。確定申告する事で、払い過ぎた医療費が戻って来ます。また、交通費、宿泊や託児所の利用料金なども対象になります。サラリーマンの方、確定申告を忘れずにしましょう。レーシックの費用を少しでも抑えたい方に朗報です。
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レーシックモニター募集レーシックのモニター制度は、モニター条件をクリアすれば、無料もしくは割引で受けられる最大の特典です。運が良ければ無料でレーシックが受けられます。モニター募集している医院をご紹介します。レーシックの費用を少しでも抑えたい方に、朗報!、大変おトクです。